
2013年1月18日、
舎林にて開催中の『仁城義勝 木の器展』
初日に行ってきました!
今回はご一緒に制作活動をなさっている、
息子さんの逸景(いっけい)さんと
共にいらしゃっていました。
続々とお客様がお見えになり、仁城さんは引っぱりだこ。
遠方からお越しのお客様も!!
みなさま口々に笑顔で
「この日を楽しみにしていたんですよ!」
仁城さんの作品の人気が伺えます。
今回は仁城さんのすてきな仲間、
倉敷市の「工房たろう」さんの
漆仕上げの、カトラリー・料理へら・鍋敷き・ボタンも
並べられていました!
箸が一番人気のようで、
多くの方がご購入なさっていました!

当店でも一番人気の入れ子椀セット!
店頭で手に取るお客様は
入れ子椀と応量器のどちらにするか、
決めかねるお客様が多いとのこと!
確かに分かります!
応量器の丸みのあるフォルムもとても素敵ですので、
なかなか選べそうにありません。嬉しい悩みですね!
新作の長方形の重ね鉢も発見!!
とても使い勝手が良さそうです。

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仁城義勝さんへのインタビュースタート! Q.この仕事を始められたきっかけを教えてください。 A.工業高校卒業後に東京へ行き、サラリーマンをしていましたが、 自分に合わないと思い、倉敷へ戻りました。 その後、会社勤めやアルバイトをしましたが納得がいかず、 自分探しの旅で沖縄、北海道など放浪していました。 再び倉敷へ戻った時に、同業種の仕事をしていた地元の友達が 自分のために探してくれたのが今のこの仕事だったんです。 |
それからは4年間富山県でこの仕事を学んできました。 降雪地帯で『自然の重み』に色々と助けられましたね。 4年間していたから技術も身についたし、友達に自分の方向性を作ってもらえたという事でしょうね。 こうしてうつわを作っていたわけですが、自分が作ったうつわは ふし等を理由に値下げをされたり返品があったり…。 人ってわがままだなぁ、と思いました。 でも僕自身も『美意識』というものをそれまで考えた事がなかったんですが、 今では考えるようになりました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Q.逸景さんにもお伺いします。 このお仕事を始められのは、お父様の背中をご覧になってきて、 作りたいと思われたからなのでしょうか。 逸景さん: A.いえ、違いますね。僕は普通のサラリーマンになろうと思っていました。 ただ、履歴書を書こうとした時、履歴書のような『大人っぽいもの』は書けないと思いました。 そこで何をしようかなと思った時、父に「何もやる事なかったらやってみるか」 と言われたのがきっかけですね。 義勝さん:結局きっかけは僕と同じですね!成り行きです(笑) |
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Q.今回のおすすめや思い入れの強い作品などありますか。 A.おすすめ、というのは僕の場合違いますね。 どのうつわも、自分の想いで 使いやすいだろうと思って作っているので、 特別これがおすすめ、というものはありません。 うるしと木で作り上げている世界なので。 逆に、これはもっとこうしたら良かった、 と思う事はあります。 |
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Q.販売時期が11月と決まっているはどうしてでしょうか。 A.以前は春先と秋口に展示会で回っていましたが、 結果として仕事のロスが多かったんです。 そのため、今は春先の展示会はやめて、1年作りためてから秋だけに展示会で回るようになりました。 また、うつわはもう少し安くも設定できたのですが、少しだけ金額をプラスして、 そのプラスした分を『自分の目標』になるようにしています。 例えば8千円で販売出来るものを、敢えて1万円にする。 プラスした分、その金額に見合うようなうつわにしよう、という目標です。 また使う人も、安い物を買った、と扱いがぞんざいにならないようにという想いもあります。 1年間待っていただけるのはありがたいです。 その『待つ時間』も楽しみという声もいただきますので、本当にありがたい限りです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Q.地域によって売れ筋や人気の作品は違いますか。 A.地域ではなく、その年によって売れ行きが違う事がありますが、 基本的にはお椀、お皿、小物など、毎日使う道具なのであまり変わらないと思います。 後は取り扱ってくださるオーナーさんによるところが大きいです。 |
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![]() | 重ね鉢に盛り付けられたお漬物を囲み、 ゆっくりお話をお伺いしました。 お客様も仁城さんとのお話を 楽しんでいらっしゃる様子でした。 ★仁城義勝作 No.93 重ね鉢 栃 |
楽しく有意義なひとときをありがとうございました!
今回の仁城さんのインタビューで、心に残った言葉は、 『自分のうつわを超える事はできない、だって作るのは自分だから』 ご自分を追及なさっているさまが伺えました!
これからも色々な作家さんにインタビューをさせていただき、 うるし見聞録でご案内したいと思います!!
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