手塚英明(2)



● 作り手のことば ●
漆器は英語で「japan」と言います。まさに、日本を代表する文化です。
縄文前期より脈々と受け継がれてきた漆文化ですが、昭和に入り、戦争の時代が過ぎ、高度成長・バブル景気と、飛ぶようにモノが動いた時代、私たちは知らず知らずの内に何か日本人の大切な物を無くしてしまったのかもしれません。
フランスでは「若者の食事を見れば、その国の未来がわかる」と言われるそうです。毎日の食卓と心のありようは深くかかわっているようです。まさに、伝統工芸「漆」の世界そのもののようです。

私たち創り手も文化としての漆の意識を常に持ち、使い手の方々ともども次代に繋げる「漆物語」を創らなければならないと思っています。


●略歴●
1956年 長野県木曽平沢に生まれ
1988年 7代目ちきりや万右衛門継承
ジャパンデザインコンペティション石川
   1989年 日本精漆工業協同組合理事長賞
日本クラフト展
   1991年 優秀賞
全国漆器展
   1997年 日本経済新聞社賞
   1998年 長野県知事賞
   2000年 通商産業大臣賞
   2001年 日本漆器協同組合連合会理事長賞M
   2002年 林野庁長官賞
   2003年 全国漆業連合会会長賞
テーブルウェアー大賞
   1997年 入賞
   1998年 優良賞, 東京都知事賞
   1999年 奨励賞, 優良賞
   2000年 最優秀賞
ビアマグランカイ
   1997年 札幌芸術の森賞
   2000年 優秀賞
伊丹国際クラフト展
   2002年 グッドマテリアル賞



★印がついている商品は、実際の料理で使っている様子をご覧頂けます。



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