木漆工 とけし(31)

● 作り手のことば ●
沖縄県北部に工房を構え、身近にある木を使って漆の器を作っています。
使う木は製材されているものを選んでくること主ですが、このごろは、近所の人がいろんな理由で伐採した木や、台風などで倒れた木を使うことも多くなってきました。
沖縄の木は扱いやすい木とはいえませんが、それぞれの特質や形状から器を作ることの面白さと、身近な木を使えることの喜びがあります。
木の特徴を見て器を作り、長く気持ち良く使えるために漆を塗り仕上げています。
  
略歴 
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<渡慶次 弘幸>
1980年 沖縄県出身
2001年 沖縄県工芸指導所木工課卒業
2003年 石川県輪島市にて桐本木工所に弟子入り
2007年 年季明け 職人として勤める
2010年 桐本木工所退社
現在、沖縄にて活動


<渡慶次 愛>
1979年 沖縄県出身
2002年 沖縄県工芸指導所漆課卒業
2003年 石川県輪島市にて福田敏雄氏に師事
2007年 年季明け
福田敏雄氏・赤木明登氏の両工房にて職人として勤める
2009年 両工房とも退社
2010年 現在、沖縄にて活動

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★印がついている商品は、実際の料理で使っている様子をご覧頂けます。

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